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OVK01 デニムベッドその4 [OVK01]

デニムベッドですが、またまた問題が発生しました。

がっつり樹脂が定着するのは良いことなのですが、印刷が終わって金属ヘラを使ってラフトを生地からはがすときに、応力が集中してベッドと生地の接着面がはがれてしまいました。(生地と接着材がはがれたのではなく、接着剤とベッドの接着面が剥離しました。)

念のため、生地をベッドからはがして裏面を確認してみましたが、接着剤は生地にしっかりついています。

IMAG3331.jpg

対応策としてはへらを差し込んだときに生地が変形して応力が集中しないようにより薄い生地を使用する。接着強度を上げるために、ヒートベッド側の接着面を荒らす。などが考えられます。

 

おまけ

0.2mmノズルでのABS印刷はなかなか難しいです。Kisslicerのパラメータ詰めるのがいろいろと辛い´・ω・`

今のところベストな印刷はこんな感じ(樹脂はVertbatimABSです。出しっぱなしお掃除なしです。)

IMAG3332.jpg

IMAG3333.jpg

細スリット印刷ではノズルの往復で樹脂が引きずられて垂直面がゆがんだり、下層ではしっかり抜き文字が出ているのに上層へ行くと潰れたり、、、

んーなんかφ0.4mmノズルの時の方がきれいに出ているような、、、


 

じゃあ、冷却を強くしてダレないようにしようとすると、ワークが反ったり、、、

IMAG3329.jpg

上の写真では右上側が反っています。ワークが反る→樹脂がノズルから射出できない→Zリフト中に射出圧が放出されて糸引き→解放しきれない圧力はループ箇所で過射出→輪郭が、、、のコンボ。途中で印刷止めました。

 

個人での追い込みは試行回数が限られるので、なかなか面倒なところです。

微細印刷におけるスライサ設定のノウハウは集合知で何とかならないかと他力本願な今日この頃です。

 

それはさておきもう一度ブログのコメント欄で頂いたアドバイスとか確認してみ~よおっと。

 

 

~2017年3月23日追記

天面の抜き文字潰れは底面が不安定だったから&脱調が原因でした。

デニムベッドは底面が安定しないのとワークが繊維の上で小刻みに動いてワークとノズルの相対位置がズレるため、微細造形ではお勧めはできないことが判明しました。

脱調が起こっている個所は塗りつぶしでない通常のinfillのレイヤーなので、次回はinfillの印刷速度を落としてみます。

 

ちなみにkisslicerはLoop数を減らしていき、壁厚みが0.5mm以下になると、infillとloopの間に塗りつぶしパスを描いて壁厚みを確保しようとします。超小刻みにジグザクに動くのでloopで描くより印刷時間がかかります。素直にLoop数を増やした方が良いです。

Extrusion Width 0.2mm で Num Loops 2 の場合以下の青線の小刻みジグザグパスが全周に発生します。Num Loop を 3 に設定すると消えます。

~2017年3月23日修正

Loopの周囲のジグザグパスはSkin thickness が Extrusion Width x Numl oops を下回ると発生するとの情報をいただきました。ここに修正いたします。 

ということは Kisslicer は 側面は薄くしたいけど天面の厚みを増やすという設定はできないということなのか、、、、、、

Skin thickness は天板、底板の厚みだと思っていましたが、側板の厚みも兼ねているようです。Loop数の設定とは独立して欲しいところですね。

修正終わり~

微振動.png

 

 

デニムベッドとラフトやめてPCシートにブリムだけで直接印刷しました。がっつりくっ付いたので反りもほとんどありません。

もう少しパラメータ煮詰めて糸引き押さえれば奇麗になるかなー

IMAG3345.jpg

 

サポートとったりこぎれいにしてたらいろいろ破損w

IMAG3347.jpg

 

各ドームは奇麗。あ、積層は0.05mmっす。

IMAG3348.jpg

 

スリットも脱調して右にずれてるのを除けばちゃんとでた。(ループ減らしたら天面が一部埋まってないw)

IMAG3350.jpg


現状こんな感じです。

やっぱり底面の安定は大事。

 

追記おわり~

 


タグ:OVK01
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コメント 6

hkora11

0.2mmの造形ですが、これって、リトラクトとZリフトはしています?
なんか、薄い部分のZ軸方向の歪みが見られるもので。
あと、ラフトや上面の仕上がりが良くないので、吐出し量や幅は適切ですか?

0.2mmのノズルの場合、単にフリーで吐出したフィラメント径は、0.25mm以下位になるので、吐出したフィラメント径に合わせて、スライサーのセッティングを行うと、より現実的な設定になると思われます。
基本は、加工径ではなく計測した径を設定することです。
by hkora11 (2017-03-20 10:40) 

たぬきち

薄い部分(スリット0.7mm~0.1mmの7種類)のZ軸方向の歪みは造形パス(反時計回り)によって樹脂が固化する前に引きずられているのが原因かと思われます。温度を上げて樹脂の粘度を下げてゆっくり印刷すれば解決しますかね?
ラフトが安定しないのはベッド素材が原因かと思われます。布は凸凹しているので1層目は大目に吐いてますが、均一にでこぼこしているわけではないのでところどころどうしても抜けてしまいます。
上面の仕上がりが白っぽいのは温度低めで出しているので下層との結着が弱いのが原因かと。
吐出したフィラメント系に合わせた設定というのはやっていませんでした。実印刷の幅に合わせて調整してみます。
φ0.2mmは吐出する樹脂量が減るので扱いが楽になるかと思いきや調整がシビアです^^;
指摘とアドバイスありがとうございます。
by たぬきち (2017-03-20 11:35) 

hkora11

一応、試しに造形してみました。
http://www.thingiverse.com/make:315452
造形時間は2h8m、重量2.7g、ブリム付きのまま。ラフトは未使用。

好みの設定なので、ブリッジは不得意なんだけど、0.2mmのノズル径では、これくらいの再現性はあると思うよ。
by hkora11 (2017-03-20 13:20) 

たぬきち

おお!参考になります。デニムベッドからPCシートに戻したので、ラフトなしでやってみます。比較対象があるのは励みになります。

by たぬきち (2017-03-20 13:50) 

hkora11

大分目途が立ってきたようですね。
PRO版だと、壁薄時の埋めのジグザグの程度はCrowing Thresholdである程度制御できますよ。
ちなみに小生のサンプルはLoopを3にしたものです。
積層0.05mmピッチとは野心的ですね。
ご健闘をお祈りいたします。

では、よしなに。
by hkora11 (2017-03-23 09:29) 

hkora11

書き忘れ

Skin Thicknessの値をLoopと合わせると、ジグザグの生成が緩和されます。

Extrusion Width 0.2mm
Skin Thickness 0.4mm
Num Loops 2

てな感じで。壁厚の不足分に付加されます。
by hkora11 (2017-03-23 11:00) 

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