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OVK01 チタンノズルで印刷 [OVK01]

チタンノズルとヒートブロックをホットエンドをキャリッジのベースプレートに組み込みました。取り外したMK8と比較すると10mmほどMZ+TZが短くなっています

IMAG2268.jpg


24v@25wヒーターでひとまず目標とする300度まで加熱できるか確認します。




IMAG2269.jpg

加熱はok

 

続いてフイラメント(verbatimABS)を挿入して押し出せるか確認します。温度を235度まで下げて押し出し指示をしたところ問題なく射出できました。ノズルから出た余分なフィラメントをピンセットで取り除いたあとの不要な垂れもほとんどありません。



IMAG2282.jpg

ヒートブロックには空気の対流による熱の拡散を防止するためガラスクロスシートを巻いてみました

 

さていつもの通り15mmキューブを印刷してみます。左から順に

IMAG2288.jpg

一回目:ラフトが安定せずに失敗

二回目:ラフトの印刷速度を落として印刷→それでも安定せず→完走させてみたところ、熱でダレてスライム状態に、、

三回目:強制空冷しながら印刷、直線が安定するも角がめくれ上がってダメ。角がダメなのでつられて積層割れも発生


散々な結果となりました。とほほ

ラフトの印刷とキューブの角が融けて潰れてしまう件ですか恐らくノズル径にたいしてノズル先端の壁厚が薄過ぎることが原因だと考えられます。先端の外径が細くて尖っているほうが印刷物に対して熱が伝わらないので良かれと思って旋盤で削ったのですが、先端の外径が細すぎると、印刷中に常に樹脂がノズルの外壁に沿って反り上がっている状態になってしまっています。左官の様に小手=ノズルの先端で、ある程度押さえて均す必要があると思われます、、、

IMAG2283.jpg

スライム状態になった件ですかこれはヒートブロックからの放射熱が原因だと思われます。銅はアルミに比べて自己放熱が多いです。造形面とヒートブロックの距離が近いことも一因です。対策としてはヒートブロックをすっぽりと覆う遮熱ジャケットのようなものを作る必要があります。それでだめならノズル形状でヒートブロックと造形面の距離を稼ぐか銅製ヒートブロックの使用を諦めるしかありません。



【今回の成果】

・一般的な造形温度のABS樹脂で60mm/s造形であれば現状のTZ+MZの長さで、オールチタン+銅製ヒートブロックの組み合わせでも熔融に必要な時間は十分である。


【今後の課題】

・遮熱ジャケットの作成&造形

・高温フイラメントでの造形(角の印刷精度はともかく射出が間に合って其れなりに造形できるか)

・ノズル径に対する適切な先端形状の模索



 

次回は遮熱ジャケットを作成して装着し、造形してみるとどうなるか検証してみます。

 

2016年8月19日追記~

白光さんの ★ 熱の計算: 放熱 を使って放射熱損失を計算してみました。

http://www.hakko.co.jp/qa/qakit/html/s01050.htm

アルミだと0.4wですが、銅だと2.2wぐらいになります。この差は放射率の違いによるものです。

磨けば放射率も落ちますが、加熱/冷却を繰り返す関係からいずれ酸化して放射率が上がるでしょうし、、、メッキでもしましょうか、、、

~追記終わり

 


タグ:OVK01
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